慢性症状と三鍼法
70才女性
身体のメンテナンスで長年通われていて、いつも手技による調整と鍼治療を受けておられる方です。
若い頃の負傷による影響で身体のバランスが悪くなっている関係で慢性的に腰周りや膝に痛みが有り、施術を受けると楽になり間をあけると不調を感じるを繰り返している。それでも長年の通院の積み重ねで以前よりかなり良い状態であるとは本人様の弁。更なる効果の上積みにと三鍼法を提案し了承を得て施術。前半はいつも通りの手技から鍼を施し、最後に3ヵ所のツボに長めの鍼を刺す。事前に行なっていた三鍼法の検査ではっきりと、ある反応が出ていたのでこれを変えれば何かが変わると確信を持ちその旨を告げて施術終了。
施術後に「何かいつもよりすっきりしたかも…」と、の感想。
この方は緊急を要する状態ではないのでいつもはメンテナンスで月1回ペースだが今回は三鍼法に何かを感じたのか自ら間隔を狭めて2週間後に来られた。
開口一番「いつもより持ちがいいみたい」と言われ、続いて「楽な感じが長く続いてると思う」との事で、更に「ちょっと間をつめてかよってみます。」と前向きな発言。「もっと早く三鍼法を勧めて欲しかった」とも。こちらとしては費用的にも上積みになる事なので、勧め辛かったのだが意外な言葉に嬉しく、そして安心もしました。
更に「最初に通い始めた頃を思うとずいぶん良い状態にして頂いたし、年齢的にもこれ以上の改善は無いかと思っていたけど、ここからもっと元気になれそうな希望が持てて嬉しい」とも。
嬉しいお言葉を頂き今後も心を込めた施術でお役に立てます様にと気持ちを引き締めました。